wiki:snom220

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Snom 220 VoIP電話機

しばらく前に おっとで1台3,000円で30台買ったもの。 「保留」とか日本語でマークしてある。ただし、購入時のファームは英語。 おっとの営業さんによれば、日本の代理店だかなんだかが倒産して流れてきたそうな。 曰く、「うちじゃ価値がわからないから、値段付けなんてあって無いようなもので…」。 今は7,800円で売ってるとか。そろそろ在庫無くなるかも? もっとたくさん買っておいたら、Linux入り電話機としていろいろ遊べたのに。

(2006/9/23)

プロビジョニング

大まかな流れ

Snom 220の観点で、起動から動作開始まで。

  1. 起動すると、DHCPでIPアドレスおよびその他のパラメータを取得する。
  2. DHCPで取得した内容のうち、「tftp-server-name」+「/」+「bootfile-name」でURLを得る(パラメータの名称はISC DHCPDの場合)。
    • URLの文字列の中に「{mac}」があれば、この部分はMACアドレスに置き換える。MACアドレスは「XXXXXXXXXXXX」の形式。
    • たとえば、前者が「http://provisioning」であり、後者が「snom/220/00041321XXXX」なら、
      URLは「http://provisioning/snom/220/00041321XXXX」になる。
  3. 上記URLからデータを取得し、この内容に従って電話機を設定する。

注意その他

  • DHCPによるプロビジョニングサーバの指定は、電話機のファクトリーリセット直後しか効かない。 ファクトリーリセットを行うには、ウェブGUIの「詳細設定」のページ一番下にあるボタンをクリックする。
  • SnomのOUI(MACアドレスの上位3オクテット)は「00:04:13」。 次の1オクテットは製品ごとに異なる。 Snom 220は「21」。190は「22」、360は「23」、320は「24」、300は「25」。
  • Snom 220には関係ないがファームウェアバージョン5以降は、tftp-server-namebootfile-nameではなく、server-namefilenameによってURLを作る。

設定ファイルの内容

<html>
<pre>
# Comment
language: Japanese
web_language!: Japanese
</pre>
</html>

こんなかんじ。「#」で始まるのはコメント。 「パラメータ名: 値」または「パラメータ名!: 値」という形式。 前者の場合は、ユーザが書き換えできない。 パラメータ名のあとに「!」がある場合は、この値はユーザが書き換え可能。 ただし、いったんユーザが書き換えると、以後何度リセットしてもこの設定ファイルからの内容は無視される。 再び設定ファイルの内容を反映したい場合は、電話機をファクトリーリセットすること。

 設定項目の解説(PDF) パラメータの一覧と解説はここにあります。

  • ウェブGUIの「設定確認」ページで表示される内容は参考にはなるけれど、このままコピーして使ってはいけない。標準から変更する必要のある部分だけを指定すること。
  • ネットワーク設定のパラメータは指定してはいけない。 すでにネットワークが設定完了してるから設定ファイルを取得できたわけで。
  • setting_serverパラメータは通常は指定しない。 指定すると、さらに別の設定ファイルを取得しようとしてしまう。
  • bootloaderパラメータを指定してはいけない。 そうではなくて、firmware_statusパラメータを指定すること。

ファームウェア設定ファイル

上記設定ファイルのfirmware_statusパラメータで指定するURLには、ファームウェア設定ファイルを置いておく。ファームウェア設定ファイルは以下の形式。

<html>
<pre>
# Comment
firmware: http://www.snom.com/download/snom220-3.56y-JP-SIP.bin
bootloader: http://www.snom.com/download/snom220-boot2.1.bin
</pre>
</html>

上記の設定ファイルと異なり、「!」などを使うことはできない。 Snom 220は関係ないが、ファームウェアバージョン5以降はbootloaderパラメータは指定しない。

上記の例ではSnomのウェブサイトにあるファームウェアのURLを指定しているが、もちろん、自分で用意したプロビジョニングサーバにファームウェアを置いて、このURLを指定するべき。 なぜならば、Snomのウェブサイトはとても遅いし、たびたびエラーになる。 日本とドイツの間の回線が細いせいなのか、Snomのサーバが重いのか不明。