wiki:VMwareServer2VIClient

VMware Server 2.0をVIClientで使う

VMware Server 2.0がいつのまにか正式リリースされていました。 嬉しいのは、64ビットマシンに正式対応したこと。 これまで、64ビットマシンでは、VMware Serverを無理やりインストールして動かしていましたが、その必要が無くなりました。

ウェブGUI

ただ、VMware Server 2.0がとても嫌いなのは、ウェブベースのGUIになってしまったこと。 インストールすると、Apacheが入り、JREが入り、Tomcatが入り、Ajaxっぽい怪しいウェブアプリが動いています。 操作は全部ウェブアプリでやってくれと。接続先は、「https://サーバのDNS名:8333/」。 サーバ証明書はオレオレ証明書。認証はIDとパスワード。クライアント証明書での認証はできない。 やだなあ。公開用のサーバに置けないじゃん。そんなことするなってことでしょうか。

コンソール画面

じゃ、その分、コンソール画面がウェブ画面にはまった状態で操作できるのかな、と期待しましたが、そうでもありません。 「Console」ってタブをクリックすると黒い画面に「VMware Remote Console Plug-inをインストールしてね」って書いてあるので、期待したのです。 しかし、インストール後に「Console」タブをクリックすると「ここをクリックするとコンソールウィンドウが開きます」だって。 黒い画面で期待させておきながら、「VMware Remote Console」っていう別アプリケーションが起動されます。なんのこっちゃ。 しかも、起動が遅い。コンソールを開くことができるのは、仮想マシンが動いている間だけです。 そのため、仮想マシンの起動直後の状態は、どうやってもコンソールで見ることができません。 (なお、オレオレ証明書を使っているため、このサイトを「信頼済みサイト」に登録しておかないと、プラグインは動かず、コンソールは開けません。)

コンソール画面のショートカット

コンソールのアプリケーションを起動するデスクトップショートカットを作成することができます。 ウェブGUIの中の、各仮想マシンの「Summary」のタブの右端に「Commands」っていうウィンドウ(もどき)があって、その最下部に「Generate Virtual Machine Shortcut」っていうリンクがあります。これをクリックすると、デスクトップにショートカットを作ることができます。 (これも、「信頼済みサイト」に登録しておかないと機能しません。)

Virtual Infrastructure Client

VMware社の製品でVirtual Infrastructureっていう有償の製品があります。 これで使用するクライアント「Virtual Infrastructure Client」=通称「VI Client」から、VMware Server 2.0に接続することができます。 これがらくちん。以前のVMware Server 1.0の時のコンソールアプリケーションと同じように、ウェブGUIではない単体のアプリケーションでコンソールを表示することができます。

VIClientをどうやって入手するのか? Virtual Infrastructureを買わないといけないのか? そんなことはありません。 VMware Server 2.0の配布物に含まれています。 ウェブGUIの中にダウンロードリンクがあるのかなと思ったのですが、ちょっと見つけられませんでした。

https://サーバのDNS名:8333/client/VMware-viclient.exe

このアドレスを手で入力してダウンロードしてください。 これをインストールして起動すると、サーバ名、ユーザ名、パスワードを聞かれます。 サーバ名には「https://サーバのDNS名:8333」を指定します。 サーバ名のURLらしき文字列の最後に「/」があるとエラーになります(なんでだよ)。

VIClientは快適です。

  • コンソール画面は、ちゃんとアプリケーションの中にはまって表示される。
  • パフォーマンスの履歴がグラフ表示される。
  • UIは日本語。

これで、サーバ上のApacheを停止できると嬉しいのだけど、そんなわけには行かないのでしょうね。

ウェブ上を検索して回ると、VIClientを入手するにはESXiをインストールして…とか書いてありますが、その必要はありません。

(2008/10/13 - sgk)