wiki:Startup/KigyouKa

起業家って

僕は自分のことを起業だとは思っていない。

いや、起業家でありたいとも思わないし、起業家と呼ばれたくもないのです。 こういう仕事をするようになって、そろそろ16年(!)になろうとしているのだけど、とかく、人は僕を、あるいは僕のような仕事をしている人を起業家と呼びたがるようです。 「起業家」っていう言葉の意味をよく理解もしないで、ね。 あるいは、自らを起業家と呼びたがる人も多いようです。 「起業家の集まり」なんてのを催したりしてね。

だってね、起業したのなんて、もう16年前の大昔にひとつきりですよ。 たしかに法人格を数えるなら、あれと、あれと、これと…ってたくさん会社を作ったけれど、いずれもそのひとつきりの事業の一環として作っただけ。 起業することそれ自体は僕の仕事ではないです。だから、僕は起業ではない。 起業した人、起業ではあるかもしれないけれど、起業ではないよ。 起業することそれ自体にはそんなに価値は無いと思う。 価値があるとしたら、起業するという、ちょっとした壁を越えたことだけ。 本当に価値があるのは、世の中に価値を提供し、事業を継続させることだと思う。

まあ、世の中には、起業することだけを得意としてそれでご飯を食べる人もいるだろうから、そういう人を起業家と呼ぶのは間違いではないね。 そういう本当の意味で起業家でありえ、それで世の中に価値を提供するのは、とっても大変だし、普通の人にはできないだろうなと思います。

(2008/2/28 - sgk)