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PyCon mini JP 201101 で座長をつとめました

2011/02/03 ymasuda (@whosaysni on twitter)

2011/1/29 に、品川シーサイドの楽天タワーで開催された PyCon mini JP 201101 で座長をつとめました。

開催前

PyCon mini JP 201101 を開く大元のきっかけになったのは、2010 年 6 月にシンガポールで開催された PyCon APAC2010 への参加 でした。

現地で会ったマリモアの Iqbal さん、CMSコミュニケーションズの寺田さん、ビープラウドの Ian さんと、 「いずれ日本でもAPACを開きたいよね〜」と話していたのですが、帰国後、PSF の Steve Holdenさんがすぐに 観光で来日され、彼を囲む会を開いたときに、突然「日本でも、Masudaが座長でPyConやります!」と無茶ぶりを 頂戴することになってしまったのです。ひえぇ。

開催を 1 月末と想定して、最初のミーティングを持ったのが 9 月末。 楽天株式会社さまから、会場提供の承諾をいただいたのが10月半ば。10月末に演題の募集をかけて、 プログラムが確定したのは12月という、ぎりぎりのスケジュールでした。それでも、たくさんの演題申し込みと、 「開催するなら絶対行きますよ!」という声にプレッシャーを受... いや、励まされました。

当初、200人の枠で参加登録を募集したとき、申し込みは150人くらい、来場者は80人くらいかな...と思っていたの ですが、登録人数はじわじわと増加していき、予定数の200に到達して、募集を締め切らざるを得なくなりました。 申し込みに漏れて、参加できなかった人、ごめんなさい!

当日

当日の集合は8時。品川シーサイドで前泊とはいえ、おっさんの私には早朝集合はきついです...

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運営スタッフも続々集合して、準備開始。会場の楽天さまからも、ボランティアのスタッフに多数ご参加いただきました。 会場設営が終わるか終わらないかというところで、受付オープン。続々と入ってくる参加者に、緊張が高まります。

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そして、講演開始。午前中は座長の挨拶や司会であっという間に時間が過ぎ、 午後になってやっと余裕ができたので、本部でスポンサー提供のお弁当をいただいたり、 お知らせのためにちょっとだけ壇上に立ったりして過ごしました。

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そうそう、個人的にとても嬉しい出来事が一つありました。参加者の一人が、本部にいた私を訪ねて、 ずっと昔に翻訳した SimpleTAL のドキュメントのお礼を述べてくださったのです。自分のリリースしたものが、 長い時間を超えて誰かの記憶に残っていたことに、深い感動と達成感を覚えた出来事でした。

そうこうしているうちに、閉会。次の指揮をお願いしている寺田さんにバトンを渡して、私は壇を降りました。

最終的に、136名に来場いただきました。前日までにキャンセルの申し込みがあったので、登録全体の7割近くです。 無料のイベントでこの割合は、かなり高いそうです。素晴らしい。

その日のうちに新幹線に飛び乗って帰阪。新横浜を過ぎた頃には、もう意識がありませんでした...

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今回のPyCon mini JPでは、多数の申し込みとプログラム担当のみなさんのおかげで、色々な分野の講演を提供できました。 講演を通して、Pythonの持つ新しい可能性に気づいたり、異なる分野のPython使いと交流するきっかけにしてもらえれば幸いです。

それから、実現できて個人的に嬉しかったのは、ジョブボードの設置でした。

どんなに素晴らしいテクノロジーでも、使われなければ、価値を産まなければ、 興味を持ち続け難いものです。

日本でPythonをかかげて求人している企業は、とても、とても少ないです。 ごく小数の企業が母数の小さい集団から希少なエキスパートを取り合っても、 長い目で見れば企業にとってさしたるアドバンテージにはならないし、 会社というテコを通じて社会に提供できる価値も限られてしまいます。 そんな状態では、テクノロジー自体にも、ユーザコミュニティにも大きな成長は望めません。

エンジニアの集まる勉強会には、自分と働いてくれるスタッフを探している経営者や、 自分の技術を仕事に活かしたいと思っている求職中の人たち、同じ指向や目的を持った人と、 新しく事業をはじめたいと考えている人たち、そうした人たちにコネクションを持った人が、 少なからず参加しているものです。そんな人達が、ジョブボードを通して一人でも出会い、 新たなパートナーシップを結んで、Pythonユーザの活躍の場を広げてくれたら、と思います。

最後に

PyCon mini JPに参加してくださったみなさん、ありがとうございました。楽しんでもらえて、嬉しいです。 基調講演を快諾してくださった石本さんはじめ、講演者のみなさん、楽しい講演をありがとうございました。 スポンサー各社さまと、協力企業の各社さま、ありがとうございました。 最後に、運営に協力してくださったみなさん、みなさんの力に支えられたからこそ、開催を実現できました。本当にありがとう!

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