69th IETF Meeting
2007年7月22~27日に開催。場所は、米国、イリノイ州シカゴ。 ホストは、モトローラ。
July 21
移動日。United Airlinesで、無事に到着。機内食にカップラーメンがでたのは、初めて。きつねらあーめん。あーめん?? 空港からホテルへは、Continental Airport Expressを利用しました。料金は$25。グループディスカウントで、$14まで下がるようです。昼過ぎにホテルにチェックイン。夜は、シアーズタワーに上ってみました。103階。夜景、素敵でした。
July 22
寒い。。。寒いです。米国のホテルで開催される会議の会場の空調のはじけた感じは心して来たつもりでしたが、パーカーくらいじゃ負けでした。
- チュートリアル『What Should Spec Writers Know about IPv6? 』
参加は20名程度といったところでしょうか。割と大きなお部屋で、冷たいものが吹き付けるので、ちょっとつらかったです。お話は、Jordi Paletさん。前回68thでも同じチュートリアルを担当されていました。ターゲットは、新しいIETFの作業に従事していて、IPv6の経験がまだない人とされています。BCPなどがあるわけではないけれど、説明なくIPv6を無視している場合、IESGに承認されないので、ドキュメントを書くときのIPv6に関する考慮を促すため設けられたチュートリアルです。内容は、ソケットAPIに関する部分を除いて上位層への論理的な変更は必要ないのだから、IPv6をサポートするのは難しくないよ。ということでヘッダの構成・アドレス構造から始まって、現在議論されていることも交えつつ、ざっとIPv6をおさらいする感じ。
17:00-19:00は、レセプション。軽食が供されますが、お酒は有料です。
July 23
朝一のセッションに出た後、寒気とめまいに襲われたので、ダウンしちゃいました。夕方には復活しましたが。。。防寒具は、夏でも冬でもしっかり必要だと悟りました。はい。
- HOKEY『Handover Keying』
参加は、100名以上、130名以下・・・くらいだと思います。縦長のお部屋で、後ろに座るとスクリーンが欠けます。。鍵交換についてのWGがあるのを今更ながら、知りました。標準化って、ほんとに大変な作業なんですね。関連するほかのWGで、標準化団体を超えて・・・。私は、RADIUS・Diameterがかかわりそうなものに行きますが、どこへ行っても同じ人が発言しています。
July 24
- EMU『EAP Method Update』
参加は、40名前後くらい。小さな部屋だと、声が聞き取りやすくてうれしいです。議論の中心は、Passwordベースの認証手順。複数あるけれどどれも標準化に至っていない中、新しく拡張可能なベースとなるような認証手順を採るか、失効したままになっていたEAP-TTLSを標準化するか。。。EAP-TTLS優勢。
- Social Event『House of Blues』
お約束で、IDを見せろといわれました。。。本日は、ビール無料♪モトローラさん、ありがとうございます。Chicago Bluesな(?)ショーも楽しくて、最後はフロアで踊る人多数。
July 25
- GEOPRIV『Geographic Location/Privacy』
参加は150名を超えていたでしょうか。RADIUS関連でドラフト(Carrying Location Objects in RADIUS and Diameter)があります。このWGは、緊急時サービスや、ナビゲーション、屋外での機器管理などのアプリケーションで必要な位置情報を運ぶ際のセキュリティやプライバシー保護を実現することを目的としています。
- BTNS『Better-Than-Nothing Security』
参加は、30名程度だったと思います。
July 26
- RADEXT『RADIUS Extensions』
参加は、35名くらい。- これからWG作業項目化されるべく準備中なもの
- RADIUS実装の設計ガイドライン。VSAの扱いや、Diameter互換に関する記述もあり。プレゼン資料だけでも読むと、RADIUSが身近になるかもしれません。
- RADIUS属性タイプを拡張しようという話。IETFがベンダID(”0”)を取得する形で、VSAを使用する。サブ属性あり。フラグメントビットをもって大きな属性値をサポートするとか、タグ必須でグルーピングするとか。
- セキュリティ・エリアで既存のプロトコルについても必須とされた Crypto Agility の追加に関して、提案がいくつかでました。
- RADSEC
ドラフト(RadSec Version 2 )
Radiatorがサポートしてる RADIUS over TLS です。 - RADIUS+DTLS
ドラフト(DTLS as a Transport Layer for RADIUS )
RADIUS over DTLS です。 - RADIUS Keywrap
ドラフト(RADIUS Attributes for the Delivery of Keying Material)
ドラフト(Transmitting Confidential Data in RADIUS )
- RADSEC
- これからWG作業項目化されるべく準備中なもの
- SAAG『Security Area Open Meeting』
参加は、150名前後。
July 27
最終日。午前でおわり。午後は、アドラープラネタリウムまでお散歩しました。観光用の無料トロリーバスが便利です。ドライバーさんがちょっとした案内をしてくれます。
- DIME『Diameter Maintenance and Extensions WG』
参加は、25名くらい。どうやら、特に寒いのは、この部屋。しかも、改装工事の音がたびたび議論をさえぎります。。。- Diameterアプリケーション設計ガイドラインについて他の標準化団体にレビューを依頼
- WG:MBONEDから AAA Framework for Multicasting についてWGLC前のレビュー依頼
- レビューア決定
- WG:RADEXTでとりあげられた フィルタとリダイレクトのためのRADIUS属性 におけるエンコーディングについて
- RFC3588bisの作業状況
- 前回ミーティングから3つのリビジョンが存在
- end-to-endセキュリティのリファレンスとIPSec部分記述の削除
- ドキュメントの簡素化とIPSecのオペレーションと基本プロトコルのオペレーションの間には依存関係がないことが理由
- SLPv2の削除
- 前回の会議で興味を持たれなかったこと、相互接続実験で実装実態がなかったことが理由
- リダイレクト機構に経路制御優先ルールの追加
- コマンドコードの割り当て手順の緩和の検討
- ベンダ固有のコマンドコード
- 採用している標準もすでに存在
- ベンダ固有のコマンドコード
- TLSの接続後確認については、別ドラフトに
- Diameterアプリケーション設計ガイドライン
- 前回ミーティングから2つのリビジョンが存在
- 可読性に関して、レビュー結果の反映による更新
- アプリケーション固有のステートマシンを追加記述
- 他の標準化団体にレビューにまわすために更新後のドキュメントレビューアを決定
- Diameter QoS(割と議論長めでした)
- QoSアーキテクチャのPushモデルと、Pullモデルについて
- Pushモデルについて、早急に詳細を詰める必要がある
- QoSアーキテクチャのPushモデルと、Pullモデルについて
- Diameter MIP6 Integrated Scenario
- 前回ミーティングから2つのリビジョンが存在
- 議論の中心は、MIP6-Home-Link-Prefixが削除されていること
July 28
移動日。タクシーをシェアして空港へ。帰国便でも、きつねらあーめんがでてきましたよ。 いつも出張すると何かを無くしたり壊したりするわたし。でも、今回は無事に帰ってきましたよ。
